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機械式時計
時計を作るという企業研修の話を聞いたことがある。
タイムマネジメントの話ではない。
時間ではなく、時計を作るのだ。

これは、新入社員向けの研修らしい。
目的は、受験勉強のように答えは1つだけでなく、
無限の解があることを教えることだそうだ。

趣旨は分かるのだが、
なんと難しい研修なのだろう。
日常のありふれた道具を使って、
時計を作ることができるのだろうか。

そんな経緯があって、時計の仕組みに興味を持った。
作り方を簡単に説明しよう。

(1) 時計の心臓

  キーワードは「振り子」である。
  振り子の等時性を利用する。
  紐の長さをうまく調整すれば、
  なるほど、1秒に1往復する振り子を作れるだろう。
  あとは、振り子の動きを歯車の動きに変えればいい。

  振り子は持ち運びができないので、
  実際には「テンプ」という便利なものが使われる。

  子どもの頃に遊んだけん玉を思い出してほしい。
  球の動きを安定させるため、球を何度も回転させて
  糸がねじれた状態にしたことがあるだろう。
  その状態で手を離すと、球は静かに回転しだし、
  やがて動きを止めて、今度は逆向きに回転を始める。

  けん球のヒモはやわらかい素材だが、
  これをバネ等の固い素材にすると、
  球はゼロコンマ何秒の速度で、
  右周り、左周りとせわしなく回転を変えるだろう。
  これがテンプの仕組みである。
  この回転の周期をうまく調整すれば、
  振り子と同じように、等間隔に時を刻む心臓となる。
  テンポ良く動くので、テンプと言うのだろう。

(2) 心臓の動力源

  振り子も、テンプも、放っておくとやがて動きが止まる。
  常に力を与え続けることが必要なのだ。
  それが、ゼンマイの役割である。
  手巻き式の時計では、ゼンマイを巻き上げておくと、
  ゼンマイがゆっくりとテンプに力を与え続ける。
  だから、時計の心臓は止まらない。

  腕時計で使われる自動巻きは、更に素晴らしい仕組みだ。
  時計が日常生活の中で揺れ動くことを利用して、
  ゼンマイを巻き上げる。
  時計の中に回転するオモリがあり、
  ゼンマイを巻き上げる方向に動いた時だけ、
  その動きが伝わるようになっているのだ。

機械式時計には、この大掛かりな仕組みが凝縮されている。
電池で動くクォーツ時計もいいのだが、
手元で無数のパーツが正確に動いていることの心地よさという点で
機械式時計にかなわないのである。
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by hasekazu_smile | 2005-04-07 00:59 | - 仕組みを知ると面白い!
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